モノラル盤とモノラル針 -レコード針のおはなし②-

オーディオ紹介
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MCとMMの針の話をしましたが、私が所有しているレコードには何枚か“モノラル盤”があります。

要するに左右のスピーカーから同じ音が出るということですが、針はステレオ針のDL103Rを使っていました。

ハッキリ言ってしまうと深く考えてなかったというのが正直なところです。

そんな中、オーディオ雑誌の中で“モノラルの真髄”的なコンテンツを読みまして・・・
モノラル針をいっちょ購入してみようと物欲祭りが勃発したわけです😅
(MC針を買った時と同じで、どんだけ影響されるんだよ)

ネットでポチポチと自分なりに調べた結果・・・
以下の針に決定!

DENON DL-102
モノラルのMCカートリッジ

なぜ、DL-102なのか?

通常、ステレオ針はリード線を4本繋ぐのですが、このDL-102は画像の通り2本なんです。

詳しくないので、間違っていても怒らないで欲しいのですが・・・
ステレオ針 :右チャンネル
      白:左チャンネル
      :右アース
      :左アース
モノラル針 片側:白の両チャンネル
      片側:の両アース

と、シンプルになっています。
ただし、シェル側は4本のリード線受けがあるので、必然的にリード線はV字になります。

なんというか、この物珍しさに一目惚れをしました🤩
よくよく考えれば、左右で同じ音なんだからそりゃそうだろうとなるわけですが💦

どこで買うか問題

実は、私は極度の不器用でして
細かい作業とか、組み立てるという作業が恐ろしく下手なんです💦

当然、リード線をうまく付けられる自信は無く
針の購入と合わせて、リード線とシェルへの取り付け作業をお願いできるお店を探しました。

やっと見つけたのが
小田急線・相鉄線・横浜市営地下鉄の湘南台駅のすぐ近くにある

でんき堂スクエア湘南店さん

お店に行く日と内容を電話でお伝えして、予約完了☎️
当日、お金を握りしめて向かいました🚃

すこーーーし入るのに勇気のいる雰囲気

駅からはすごく近いんですが・・・
ビルの地下にあるため、なかなか勇気がいる感じです。

ですが、
中に入ると、気さくに声をかけてくれる店主に助けられます😌

さっそく、作業に取り掛かられる店主。
じっと見つめて・・・
じっと見つめて・・・・・・
じっと見つめること約15分

取り付け完了!!

お店にあるターンテーブルにセット。
一枚何万円なの?と聞きたくなる「ビートルズのモノラル盤」をセットして・・・さぁ緊張の視聴です。

スピーカーの前にある視聴用ソファーに座って、音が出ると・・・
なんと
音が左右のスピーカーからではなく、真ん中から
要するに、自分が座っているソファーの正面から聞こえてきます🎶

モノラルだからこそ・・・

店主曰く、左右で同じ音を出すモノラルは、スピーカーと聴く位置をしっかりと設計すれば、正面から聞こえるとのことです。だから、正しくモノラル盤を聞くのは難しいと言われる所以みたいです。

いやーーこれはですね・・・聴いてビックリです。
今まで自分が聴いていたものは何だったのか・・・
全然、音の迫力が違います。

モノラル盤を探して買い求める方の気持ちが少し分かるような気がします。

おわりに

一度あの迫力あるモノラルの音を聴いてしまうと、“ステレオに戻れない”と言いたいところです。

正直、自宅ではスピーカーと聴く位置をしっかり設計することが難しく(かなり大掛かりなレイアウト変更という名の大掃除が必要💦)断念しておりますが、モノラル盤とモノラル専用針の実力を知ってしまった以上は、そんなオーディオ環境が憧れになります。

お店情報
でんき堂スクエア湘南 (私の中では湘南台の巨匠です5つ)
住所:神奈川県藤沢市湘南台1-4-3 サンシャイン湘南台B1階
営業時間:月火木金13:00 – 21:00、土日祝日11:00 – 19:00
定休日:水曜
HP:https://www.audio-sp.com/

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naoto_imokenpi_raymi

1981年東京都出身。レコード歴20年以上
学生時代に友人の勧めで、初めてのターンテーブルを購入。
以来、少しずつレコード収集を開始。
現在の所持枚数は不明(数える気がおきない・・・)
初めて購入したレコードは「Monty Alexander Trio/Look Up」
主に集めているジャンルは洋楽・邦楽ともに「JAZZ/ROCK/POP/R&B/SOUL」
好きなアーティストは浜田省吾!

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