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「きっかけ」となった一枚 – 竹内まりや / VARIETY –

以前に、竹内まりやの「REQUEST」を紹介しましたが、やっぱりシティポップは人気があって、投稿後1年以上も経過しているんですが、いまだに多くの方に読まれているページなので、今回は、同じく人気のこちらの一枚です。

竹内 まりや
VARIETY
1984年
(画像は30周年アニバーサリーエディション)

これも名曲の宝庫と言っても過言ではなく、一度は聞いたことあるって曲が多いと思います。

収録曲🎶
SideAsideBsideCsideD
A1:もう一度B1:本気でオンリーユー
(Let’s Get Married)
C1:アンフィシアターの夜D1:水とあなたと太陽と
A2:プラスティック・ラブB2:One Night StandC2:とどかぬ想いD2:ふたりはステディ
B3:Broken HeartC3:マージービートで唄わせてD3:シェットランドに頬をうずめて

竹内まりやの記念作

竹内まりやというと、旦那さんの山下達郎からの楽曲提供なんかのイメージもあるんですが、このアルバムは81年に休業宣言をした時に書き溜めた曲が中心となって、全曲自身による作詞作曲となっていて、シンガーソングライターとして記念するべき最初のアルバムなんです。

「もともとデビューからアイドル的な立ち位置での歌手活動をレコード会社から求められていて、それが歌手活動としての方向性で悩み休業宣言に至っている」と本人も後述しているんですが、その休業中に書いた『プラスティック・ラブ』を聞いた旦那さんの山下達郎がクオリティの高さに驚き、これなら全曲自作曲でも売れるだろうとなって誕生したいわばきっかけとなった一枚なんです。

そうした一枚なので、当時のシングル4曲(もう一度/本気でオンリーユー、マージービートで唄わせて、プラスティック・ラブ)が収録されています。

この一枚があったからこそ

シンガーソングライターとしての成功に繋がったVARIETYがあったからこそ、のちの名曲が多く意味出されているんだと思います。

多くの女性アーティストに楽曲提供された歌は、どれもこれも名曲ばかりです。

以前の記事にも書いたんですが、この楽曲提供ってのちにセルフカバーしている曲も多くて、アルバムなどに収録されることが多いんですが、セルフカバーの方がしっくりくる曲が多いのも竹内まりやの特徴です。

おわりに

山下達郎が驚いたと書きました『プラスティック・ラブ』は、海外でもブームになっています。

2017年にYouTubeにアップされた動画が2,400万回再生され、コメント欄に英語でのコメントが集まったことがきっかけになりました。

その後に2019年に発売から35年経過をしていましたがプロモーションビデオが制作。

同じくYouTubeにアップされています。

ここ数年、日本のシティポップが人気になっていますが、これも竹内まりやがきっかけになったんだと思います。

レコード情報
竹内まりや – VARIETY
リリース:1984年4月25日
レーベル:MOON RECORD
規格:12インチLP アルバム
stereo 33RPM

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